私の半歩エピソード

りべるてに来所されているメンバーさんから、りべるてに来られた経緯を教えていただきました。
皆さんいろんな体験・・・しんどい思いや辛い過去もありつつも、今りべるてにつながっておられます。

Aさんのエピソード

引きこもり始めた時(20代)
ラーメン屋でアルバイトをしていた。
躁鬱状態でほとんど眠らず働いていたが、ドクターストップが入り入院することとなった。
引きこもり中(30代)
通所先のクリニックのデイケアに通所していた。
気力なく、何もする気にならなかった。母に今まで飲んでいた薬を抜かれ、うつ状態が悪化
引きこもり中に思っていたこと
焦った気持ちはあった。
出会い(30代)
クリニックのPSWに生活介護の作業代の出るプログラムを紹介され、利用を始めた。
今(40代)
就労支援B型や障害者雇用での取り組みに挑戦してきたが、続かないこともあった。
今はジョブコーチを利用しながら、障害者雇用で働いている。

Bさんのエピソード

引きこもり始めた時(30代)
親はしんどい存在だけど、離れられず
引きこもり中(40代前半)
昼夜逆転していた。現実世界にはつながっているところがないから寂しい。今の生活はしんどい。外の世界に出ると、お金を使ってしまうので出る気にもならない。
引きこもり中に思っていたこと
このままでいいのか。
夢中になれるものはないか。
焦りもあり、このままじゃいけない。
出会い(40代)
このまま親との共同生活では、生活が乱れ死に至るかもしれないと思っていた。しかし、生活を立て直していくお金があるという新事実が分かり、親元を離れることにした。
自分の半歩のきっかけであった。
今(50代)
1人暮らしを始め、医療を継続。障害福祉サービスを使用し、仕事を目標にトレーニングに励んでいるところ。やっと親のしがらみから解放された。

Cさんのエピソード

引きこもり始めた時(10代)
父のもとへ行く
引きこもり中
気が向いたときに掃除・洗濯・料埋
バスが好き(電車は人の視線が気になり嫌い)
テレビゲームやジグソーパズル
ガーデニング
引きこもり中に思っていたこと
とにかく苦しい
一時間一分一秒が過ぎるのを待つのも苦しい
心から「死にたい」と思っていた
心から思ったことで「死ぬこと」は怖くなくなったが
生きる事がそれまでよりもずっとつらくなった
出会い
入院がきっかけ。統合失調症の発症と診断を受ける。
その後、母と暮らし定時制の高校に行った。
デイケアの利用も始めた
今(20代)
その後3年は地域で生活をし、一人暮らしも始めた。今思えば、この時期にかけて欲しかった言業は思いつかないけど、会いに来てくれ話を聞いてくれる支援者がいれば、少しでも楽になれたと思う。

Dさんのエピソード

引きこもり始めた時(20代)
1人暮らしで、彼氏が来ると信じていた
引きこもり中(30代)
家事・自治会の仕事・1か月に30時間位掃除・買い物依存気味
ガーデニング・インテリアコーディネイト
スポーツジムも行ったが、先生とうまく行かず中断。時に本を100冊ほど読むことも。
介護の資格をとり、働いてい見たがクビになった (引きこもり生活脱出矢敗)
オカリナ教室やパソコン教室に通った時期もあり
引きこもり中に思っていたこと(30代)
好きだった人がいつか必ず来ると信じていたので割と幸せだったが、10年たったころに来ないと気が付き辛くなった。しかし、大量服薬を何度もした。誰かに助けてほしかったのかもしれない。辛くて仕方がない時には近くの寺に行き、仏像たちの前で心の中で話し合った。幻聴として仏像と話せた。
出会い(30代)
ご近所トラブルがきっかけで入院となり、目動的に引きこもりが終了となった。退院時にデイケアやリベルテカフェに通うようになった。
今(40代)
今は訪問看護やカフェのスタッフに相談し、母のサポートを受けながら週1回のカフェ活動に参加している。

りべるてに来られている4名の方の半歩エピソードをご紹介させていただきました。
りべるてがあなたにとっての、出会いになれれば幸いです。良かったら一緒に「半歩」踏み出してみませんか?ご連絡いつでもお待ちしています。